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出会い
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僕は中学生のとき、荒れていて、非行に走っていた。
原因は父さんと母さんのケンカで、
毎日毎日顔を合わせてはケンカをしていて、
思春期の僕は家に居るのが耐えれなくなって家を飛び出した。
それが中学二年生の頃。
夜中に飛び出し宛ても無くフラフラと深夜俳諧をしていた。
公園を通りぬけようとしたとき
ふと、声をかけられた。
それが、
林翔先輩。
「お前、オレの中学のヤツだろ?」
「…そうですが?」
その先輩はピアスを開けていたから、
ホントに不良なんだなっと思った。
「ヒマなんだろ?
オレと、いいことしない?」
「…いいこと…ですか?」
僕はバカにしたように返事をした。
「そう、いいこと、」
「…まさか、
タバコや麻薬じゃないですよね?
僕は健康第一なんで…」
そうあしらって背を向けようとした、
「んな訳ないだろう?
もっといいことだよ。ええから、こっちこいよ。」
ブランコを漕いでいた翔先輩は
ブランコから飛び降りて手をさし伸ばしてきた。
この時、
オレはまあ、ヒマだし、どーでもよかったから、
先輩に近づき手をとった。
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