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きた。
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石垣の顔を覗くと、
青ざめていた。
「…石垣?」
オレがそう聞くと、
肩がビクッと跳ねた。
おかしい。
何があったか聞こうと思ったら
教室の扉が開いた。
「失礼しまーすっ」
その声を聞いた時
石垣の顔がさらに青ざめて、
手が震えていた。
声の主はもちろん
林先輩。
何の用だ。
今更
こいつに…。
林先輩は
まっすぐオレらの方へ来た。
正しくは、石垣の方。
カタカタと震えるあいつの手を、
オレは優しく握った。
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