アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
食堂では耳栓を持て2
-
信吉「手疲れてきたからさっさと食えよ」
平太「へ?え?は?」
信吉「それとも甘いの嫌いか?」
平太「いや…そうじゃないけど」
信吉「じゃあ食えよ…あーん」
藤山の口とフォークの距離,1センチ。
内心困ってる藤山を面白がっている…。
まぁもうここまで来たら覚悟を決めたのか口を開けケーキを食べた。
信吉「美味しいだろ?」
両手で顔を覆いボソリと一言。
平太「甘すぎる…」
信吉「そんなに甘いか?」
幸村「織田川…」
涼花「君って案外罪な男だね…」
信吉「は?んだよそれ。だいたい先にやったのはコイツだ」
幸村「ガキかお前」
信吉「精神年齢は皆同じくジジイだろ…ん?誰か来るな…」
表入口の方。
まだ中に入ってきてないが外が騒がしい気がする。
じっと斜め後ろを見る。
…騒がれる人物は結構いるが,生徒会もしくは風紀と言ったところか。
«バァァァッッン!!»
平太「ちょっと失礼」
後ろから藤山のそんな声が聞こえた。
「「「「「「「「キャァァァァァ!!」」」」」」」」
「みて!!生徒会の皆様だよ!!」
「嘘なんであの方々が食堂に!!」
「はぁ生きててよかった…」
信吉「びっ…くりした」
平太「だよねぇ」
もし藤山が後ろから耳を覆ってくれてなかったら壊れてた。絶対。
幸村「俺らは耳栓持ってるがお前は持ってないだろ?食堂では耳栓を持てって暗黙のルールがあるんだよ」
信吉「へぇ…」
と言うか今入って来た奴らに目を向ける。
生徒会…か。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
16 / 37