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「は?お前何言ってるんだよ……俺イグンのヒョンでもないし、テヒョンでもないからっ!」
少しキレ気味にその人は答えた。
「え……じゃあ…貴方は誰なんですかッ!!」
僕は混乱により逆ギレで問いかけた。
「なんで覚えてないんだよっ!ナムスだよっ!」
「ナムス……?」
ナムスという名前を聞いて一瞬脳裏に過ぎるその人との思い出。
僕は一体誰なんだ。
「思い出した?」
「いえ……あまり……ごめんなさいっ!!」
僕はテヒョンイヒョンにそっくりなその人に頭を下げてそのまま立ち去った。
「おい、ちょっと待てよ」
とナムスさんが後ろから声をかけたことは聞かなかったことにした。
あの人は絶対にテヒョンイヒョンの生まれ変わりか何かかもしれない。
だって、あんなにも似ているんだから……。
あの人の頭にボールを投げたら思い出してくれるかもしれないな……まぁ、人見知りが激しい僕に到底できない芸当だけど……。
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