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「ねぇ、僕が入っていたグループで防弾少年団で合ってるよね?」
懐かしいその響きを何故ヒョクが知っているのか僕には理解出来なかった。
理解できないという様子の僕にヒョクは、
「ねぇ、先輩はジョングクなんでしょ?そうなんだよね?
夢に出てくるの、たぶん前世の記憶が……」
もじもじとしていたと思いきや、泣きそうな表情で問いかけてくる。
「それってつまり──わっ」
「僕を置いて先に消えてしまった憎い醜いグガ」
ジミニヒョンは僕の制服のネクタイを引っ張って唇を奪った。
ふっくらとしていて柔らかいヒョンの唇が僕の唇と重なる。
周りの女子達はその様子をみて悲鳴というか歓喜の声を挙げていた。
「僕も死ぬ前に伝えるね、愛してるよジョングク」
ジミニヒョンは歪んだ笑顔で僕を抱きしめた。
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