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不思議な子*ダーシュレイ目線*
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ダーシュレイは考えていた
このギルドには長い間いるが年々新人が減っていっているのだ。他の冒険者は質をとるか量をとるかなんて言われる始末……
そこでアーリーが持ち込んできたのが新人に装備服を作るということだった。
たしかに装備はかけだしの新人冒険者がそろえるには時間がかかる。服だけでも最初にあったほうが安全度は高まるし宣伝にもなる
そんなことを考えていると1人の少年が声をかけてきた
「あの〜冒険者登録したいんですけどできますか?」
驚いた。
少年がすごく美人だということにも驚いたがそうではない
少年のまわりに驚いたのだ
こんな光景は初めてだ。彼のまわりには精霊がいる
しかも1匹だけではない
水の精霊、火の精霊、風の精霊など多種多様な精霊がいる
ふつう精霊は人には懐かない。なぜなら彼らは精霊が見えないから。時々見える人間に懐く場合があるけどほとんどそんなことはない
逆に私達のようなエルフや獣人などに懐く場合が多い。
それは私達が精霊を見ることができるから
しかし精霊は飽きっぽく悪戯好きだ。見えない者に悪戯をするのがほとんど
…と、いけないいけない。自分の役目をはたさないと
少年に水晶をさわるように言うと少年は素直にうなずき水晶にふれる
水晶が光りだすと少し驚いていたがアーリーが分かりやすく教えるだろうと思い私は受付の中に入っていく
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