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面白い子2*アーリー目線*
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と、マスターが戻って来たわ
話の流れで新しく計画した装備服を新人ちゃん、ヒスイちゃんにためすことになった
最初は困惑していたけど諦めたのか私にされるがまま引きずるようにヒスイちゃんを私の店に連れて行く
ヒスイちゃんと少し話すとヒスイちゃんは私が作った服を本当にすごいと思っているキラキラとした瞳で見てくる
本当に、面白い子
私がそう言うと
「え?僕どこか面白いですか?」
と、小首をかしげる
だって…
「だって、私のこと見ても何も言わないんだもの」
「それは…」
「初めて見る人は男⁉︎って見るか言うかしてくる人がほとんどだもの」
そう、普通は私がおかしいと言う目で見てくる
マスターみたいに最初から普通に話してくる人は少ない。と言ってもマスターはエルフだから人生経験が長くて私と普通に接しれるんだと思うんだけど
初対面で、しかも人間
私より年下の子が、ただそこにいる普通の人として接してきた時は驚いた
ねぇ、なんでそんな普通に私を見るの?
「いえ、僕はそういうのにあまり抵抗がないし、それにそういうのは個人の自由だと思うんです。逆にそういうのを堂々としているのが僕はすごいと思います」
あぁ…この子は
ただ真っ直ぐ私を見ているのね
ただそこにいる1人の人間として…
ずっと私は後ろ指をさされてきた。けど、後悔したことはないわ。だってこれが私だから
でも…やっぱり何年もそうして生きていると疲れちゃうもので…
でも、この子の真っ直ぐな言葉が私の疲れた心を癒してくれる
「ヒスイちゃんは心の器が広いわねっ」
「そうですか?」
「ええ!大抵の人はいちゃもんつけるもの。まぁ、いちゃもんつけてきたやつはそんなこと二度と言えなくしてやるけどねっ」
本当に、面白い子
私はまたいつものように笑った
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