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独占欲
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タケルの肌に舌を這わせていた高支那は端正な顔を上げ、冷めた表情で言葉を落とす。
「どうした?良い声で啼いてみろ。我慢すれば辛いだけだぞ」
その声にタケルは微かに目を開け、高支那を睨むように見つめた。
「…死んでも出せるかよ」
この期に及んでも強気を崩さないタケル。
それなのに――
高支那に対して抵抗が出来ない…。
身体が言うことを利かない…というより、タケルの中で、高支那の存在の位置付けがよく分からなかったのだ。
高支那を必要としているのかいないのか――?
高支那を拒む自分がいるのに、どこかでこの男が離れていくのを恐れている自分がいる――。
しかし高支那に身体を開くなど、タケルのプライドが絶対許さない。
男が男に組み敷かれるなど、死んでも有り得なかった。
だが――
タケルは今、高支那に組み敷かれ、犯されようとしている…
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