アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
救世主
-
?「ねぇ、そこのおっさん。うちの生徒に何してくれてるの…?」
散々動いてきた痴漢さんの手が止まりました。
なに…?誰…?
?「ねえ、耳ついてるの?このまま駅員のところいこっか?」
痴漢「いっ、なんだ君は!い、言いがかりはよしてくれっ。しっ失礼するっ」
そう言って、痴漢さんは上手い具合に人混みを掻き分けてどこかへ消えてしまいました。
?「チッ……あいつ、見つけたらタダじゃおかないからな」
こ、怖かった…何よりも、あんな気持ち悪かったのに、僕の耳一つで屈してしまうかもしれなかったことに一番の恐れを抱きました……
?「ねぇ、君大丈夫?」
僕「はっ、はいっ。ありがとうございました…
も、もう全然大丈夫ですっ」
僕はなんとか震えながらこの救世主様にお礼を申し上げました。
?「………うそ。君震えてるよ。」
トンっ
そう言って救世主様は僕の顔を救世主様の胸に押し付け、扉と救世主様に挟まれる形で僕を周りから見えない状態にして下さいました。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 107