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出会い
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ふぅ……
なんとか朝タムタムに入部届けを提出したので、
これから温室に行って、広瀬先輩に報告をします!!
もう午後も普通の授業が始まっていますが、
僕は早く報告したくてウズウズしていました!
帰りのHRが終わり次第、僕は教室を飛び出す……!と、思ったら。
どうやら僕は掃除当番だったそうです………
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少し遅れてしまいましたが、予定通り温室に向かっています。
僕は広瀬先輩の反応が楽しみです、早く早くと、足が普段よりも動いています。
中庭から細い道に入り、どんどん進んでいくと、
噴水が出てきました。
ほぅ……いつ見ても綺麗です。
そのまま噴水を抜けて、温室の前まで行き、
とりあえず深呼吸をしました。
すーーーはーーー
よし!
温室の扉を開けたら、
まだ広瀬先輩は来ていませんでした……
………あれ…………?
で、でも、温室の中のベンチに、だ、だ、誰かがいるっ………!
僕は恐る恐る中に入り、どんな人かと見ようとしました。
その人は僕に背中を向けているため、
僕からはサラサラそうな黒髪しか見えません…
……寝ているのでしょうか……
さっきから後ろから見ていても、微動だにしないのです。
もしかして、座ったまま寝てる…?
僕は好奇心につられるまま、その人の前に回り込みました。
……やっぱり。
その人は首を少し下に向け、座ったまま寝ていらっしゃいました。
僕はそーっと起こさないようにその人の顔を覗き込みました。
僕「…………っひっ……!」
僕がなぜこんな反応をしたのかというと、、
その人がまさかの救世主様にそっくりだったからです。
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