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広瀬「よし、じゃあさっそく春くんにも手伝ってもらおうかな」
僕「は、はいっ!………あれ?でも、部員さんって広瀬先輩しかいないんですか……?」
広瀬「あー、……あはは、実はね。そうなんだよ。」
広瀬「もともと園芸部なんてものは存在しなくて、一つか二つ上の先輩からこの温室を綺麗にしたい、って言う要望が出て、できた部活なんだけど」
そう言って少し口ごもる先輩…
広瀬「僕たちの代は僕しか入部しなくてねー…」
……えぇっ!こんなにいいところなのに……
僕「でも……あの、萩野先輩は………?」
さっきから僕と広瀬先輩の会話を静かに聞いていますが、萩野先輩ってここによく来るんですよね………?
萩野「ぁーーー。俺は別に園芸部でもなんでもないよ。ここをたまたま見つけたから利用してるだけ…」
広瀬「ほんと、いい迷惑だよねー。部員でもないのに好き勝手に来るんだから。」
萩野「……ぅっ……ごめん。」
そうなんだ……萩野先輩園芸部さんじゃないのか………
僕「で、でも!僕頑張りますっ!広瀬先輩と一緒にお花さんのお世話したいですっ。」
広瀬先輩が1人で頑張ってきたんだから少しでも僕がお手伝いしなきゃ!!
僕の中でメラメラとやる気が出てきました。
広瀬「ふふっ、本当に春くんはいい子だね。僕も一緒にできて嬉しいな。」
そう言って、広瀬先輩は僕の頭をナデナデしてくれました。
僕「………えへへっ。頑張りますっ!」
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広瀬「えっと、基本的には花に水をあげたり、雑草を抜いたりするだけなんだけど、、春くんって朝は得意……?」
僕「はいっ!僕朝得意ですっ!」
広瀬「そっか、なら良かった。朝もここに来て水をあげてほしいんだけど、、大丈夫かな…?」
僕「はいっ!僕やりますっ!!」
広瀬「ふふっ、頼もしいなぁ。」
萩野「………なんかずるい。」
僕と広瀬先輩が生徒と先生さながらの会話をしていると、萩野先輩がボソッとこぼしました。
広瀬「そう思うなら萩野も朝来て、春くんのこと手伝ってあげればいいじゃん。」
僕「えっ!やっ、それは悪いです……」
萩野先輩にお手伝いさせるなんてっ……僕にはできませんっ!!
萩野「わかった。やるよ。」
僕「ええっ!でもっ……」
萩野「春は俺と一緒だと嫌…?」
僕「……あぅっ……や、じゃないです……」
うぅ〜…そのセリフ反則です……。
広瀬「ふふっ、じゃあ決まり。僕朝があんまり得意じゃなくてね……本当に助かるよ。」
そうなんだ、広瀬先輩朝得意じゃないのか!
なんか意外です…!
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