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帰宅
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僕はその日の学校を終え、家に帰りました。
僕「……ただいまぁ〜」
母「あら!おかえりなさーい」
僕が玄関の扉を開けると、玄関からパタパタとスリッパをする音が聞こえてきました。
僕はリビングでお母さんと一言二言交わすと、飲み物を持って自分の部屋へ上がりました。
ボスンっ
僕は飲み物を置くと、ベットに倒れ込み、自分の携帯を覗き込みました。
今日から新しく追加された名前があることがとても嬉しくて、思わずニヤニヤしてしまいました。
僕「……うぅーーーー////」
僕は足をバタバタとさせます。
………どうしよ……どんどん好きになっちゃう
一つ何か増えると喜んでしまう僕はゲンキンな人です…………。
僕がしばらく名前を見つめていると、ピロンと手元の携帯が音を鳴らしました。
………ん、誰だろ。
………ふぇ……っ!?は、萩野先輩だっ……
僕は慌てて確認しました。
『萩野です。ちゃんとそっちに送れてるかな?』
………ふわぁぁぁぁあ………///
ど、どうしよっ、これ、すぐ返信した方がいいのかなっ……、で、でも、すぐ返信しちゃったら、ずっと見てたってばれちゃうかな…………っ、
ち、ちょっと時間置こうかな………///
僕はそう考え、少しの間送られてきたものを眺めていました。
ですがちょっと時間を置くと思っても、すぐ返信したい気持ちがどんどん出てきてしまって、結局15分くらいで返信してしまいました。
僕『星野です。ちゃんと届きました』
う………、これじゃちょっと堅いかな……?
でもこれ以上どうしたら……、
あ、……顔文字とかつけちゃおうかな……///
僕『星野です。ちゃんと届きました( ̄^ ̄)ゞ』
えへへ………、ちょっと遊んじゃった……////
だ、大丈夫かな…これで送っても大丈夫かな…
最初から顔文字って変かな……
変だよね……、うん、戻そう。
そう思って携帯のキーボードのばつ印を押そうとしたら、手が滑ってその横にある送信ボタンを押してしまいました。
僕「えっ……!?ちょ、どうしよ!送っちゃった……!!」
僕は確実に送られた自分の文を見て、すごく焦りました。
ですが一度送ったものはどうすることもできず…………自分で選択した顔文字が酷く憎く感じました………。
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