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僕がオロオロしていると、また携帯がピロンと音を鳴らしました。
わっ………、へ、返信返ってきた…!
携帯には萩野先輩の名前が出ています。
僕の顔文字はどう思われてしまったのでしょうか……男なのに気持ち悪いって思われてたらどうしよう………
僕は不安に思いながら、返信内容を見ました。
『ありがとう。これからよろしくね(´∀`)』
…………わ………っ……
ふぁ…………っ、////
は、萩野先輩も顔文字で返してきた……っ!
か、かわいい……っ////
まさかあのかっこいい萩野先輩が顔文字で返してくるなんて………っ
僕は萩野先輩のギャップに胸がキュンキュンして仕方がありませんでした。
僕は携帯を抱きしめ、ベッドの上でバタバタと回りました。
えへへ、先輩からの返信も早くて浮かれちゃってる………///
僕も早く返していいのかなぁ……
いいよね、もう返しちゃおう……っ!
僕は萩野先輩からの返信が早かったこともあり、さっきの遅く返信するという考えはすっかり無くなっていました。
………なんて返信しようかな…
でも、これ以上話すこともないよね……
僕『こちらこそ、よろしくお願いします。』
……よし、これにしよう。
よし、送信と………。
僕は考えに考え抜いた結果、結局無難なものにしました。
先ほどみたいに変なミスをしないように気をつけて送信をしました。
僕はそのまま安心して寝落ちしてしまい、お母さんの「お風呂入りなさーい!!」という声に起こされ、1日を終えました。
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その翌日、僕は透くんの前の机で姿勢を正していました。
なぜかというと、ある決心をしたからです。
僕「あの……、透くん。」
高橋「え、ど、どうした星野。」
僕「あの…、透くんには話しておこうと思って……。」
高橋「お、おう?、き、急にどうした。」
僕「透くんには日頃お世話になっているので隠しておくのは良くないと思ったんです……」
高橋「ん?なんで急に敬語?……で?」
僕「あの……僕……好きな人ができました。」
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