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衝撃
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僕「……………へ………っ?」
萩野「だから、春のことが好き」
………え、……え?
僕「な、なんで……だ、だって……好きな人いるって………それに………女の先輩だって……」
萩野「……?好きな人…?……あー、さっきのもしかして聞いてた……?」
僕は狼狽えながらも、なんとかその問いに頷き返しました。
萩野「……ふふ、その好きな人が春だよ。」
萩野先輩は僕の頬を包み込みながらそう微笑みました。
僕「…………ふ……っ、ふぇ……っ、な、なんで……………っ」
僕は何よりも喜びが一番最初に出てきてしまい、また涙がボロボロ出てきてしまいました。
萩野「………なんで……?………春を誰にも取られたくないし、春以外可愛いって思わない……………これじゃダメ…?」
僕「う………ふぇ、ひっく…、う……っ、嬉しいです……っ、すき………好き…………っ」
僕は顔をぐちゃぐちゃにしながら何度も顔を横に振りました。
すると、どんどん萩野先輩の顔が近づいてきて、僕の額と萩野先輩の額がくっついた時、萩野先輩が僕の目を見て言いました。
萩野「……………言っておくけど、俺の方が先に春のこと好きだった…………。春から言わせちゃってごめんね………?」
僕「………ぅ……うそ……っ…」
萩野「あと、俺の方が春のこと好きだから。」
僕「………っーーーー!!…////」
………ぁ………っ………
僕はその言葉を聞いた瞬間、内側から何か込み上げてくるものを必死に抑えました。
そして萩野先輩を見つめたまま動けなくなってしまいました。
萩野「………………その顔反則。」
僕がポーッとしていると、萩野先輩が少しニヒルな笑みを浮かべ、萩野先輩の手を僕の目の上に被せてきました。
…………ぁ、その笑い方………なんか…ダメ…っ、
そして、耳元で………
萩野「……………発情しきった顔。」
ビク………っ、ビクーーー……………っ…!
僕「………ひぁ……っ、ぁ、あーーー……っ」
そう囁かれた瞬間、僕の耳から体全体に走った今までにない衝撃が僕のお腹の奥をキュンキュン刺激し、僕はビクビク震えながら、なんと達してしまいました。
目がチカチカして、お腹がキュンキュンなって仕方がありませんでした。
僕「……ん……っ、な、に、これ………ぁっ」
僕は萩野先輩に抱きしめられながらまだビクッと体を震わせました。
そして、やっと萩野先輩が手のひらをどかした時には僕はもうクタッと萩野先輩に寄りかかっていました。
萩野「………は…っ、計算外………ここまで春がえっちだったなんて……」
僕はその萩野先輩の言葉に少しはっとしました。
僕「……ふ、……ぁ、ご、ごめんなさい……こ、こんな僕気持ち悪い………っ」
萩野「何言ってるの。好きな人のこんな姿みられるなんて、嬉しいに決まってるでしょ。」
僕「……ぁ……あぅ……////」
………は、はずかしいっ………、なんて醜態を……
僕は先ほどの衝撃が恥ずかしすぎて、顔を隠しながらプルプル震えました。
萩野「………はぁ、可愛い……こんなに可愛くてどうしよう………」
萩野先輩がボソッと言った言葉は僕の顔を赤くするには充分でした。
僕「………ぅ………////」
男の僕が可愛いと言われるのは嫌なはずなのに、萩野先輩に可愛いと言われるのはすごく嬉しいことに思えました。
萩野「………ねぇ、春。俺の恋人になってください」
萩野先輩が顔を引き締めてまた僕の顔を見つめながら言いました。
………わ……っ////
僕「……ふ……っ、……はい……っ、」
僕はボロボロボロボロ涙を流しながら、予期せず萩野先輩の恋人になりました。
僕「…………でも僕の方が好きだもん(ボソッ」
萩野「………………」
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