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打ち上げ
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その後もぽりぽりとりんご飴を食べていると、萩野先輩がこちらをじっと見てきました。
僕「………?」
萩野「ふふ…、口真っ赤」
僕「え………っ、///あ、りんご飴で……」
甘く微笑みながら萩野先輩は僕の口を親指でスルスルと撫でてきました。
僕「………っ…///」
………どうしよ………っ、な、なんか……、僕おかしいのかな…………、今ものすごく……この親指を舐めたいって思ってる…………っ///
さっきまでりんご飴を舐めていたせいか、口周りをするすると往き来する親指も無性に美味しそうに思えてきてしまいました。
…………ぁ………っ、どうし、よ……
僕はその心地よさにポワンとしてきてしまい、衝動に抗えなくなってしまいました。
僕「……………ぁ………、………んぁむ……っ」
とうとう僕は、口元で動いていたものをパクッと口に含んでしまったのです。
萩野「…………っ」
……………あ………、ど、どうしよ……っ
ハッと気付いた時には遅く、思わず萩野先輩を見ると、萩野先輩も顔を赤くして、僕の行動をじっと見ていました。
僕はすぐに口を離しました。
僕「ぁ……、ご、ごめんなさいっ…….、僕、気付いたら………っ」
僕は萩野先輩に引かれてしまったのではないかと不安になり、顔を俯かせました。
萩野「…………っ、はる、それは反則だよ…」
すると、萩野先輩はそういうや否や、僕の腰をぐっと萩野先輩の方に引き寄せ、僕の顎を掴み顔を上げさせました。
僕「………ぁ…っ、」
無理やり上げさせられた顔は、否応無しに萩野先輩と見つめ合う形になりました。
萩野「……………ほら、またその顔……」
僕は半ば意識がはっきりしないまま、ぽやーと萩野先輩の顔を見続けました。
すると、どんどん萩野先輩の顔が近づいてきて、僕は無意識に目を閉じました。
僕「………………ん…っ」
ふにっと唇に柔らかい冷たいものが当たる感覚がして、僕の内側から何かブワーッとくるものがありました。
すぐに離れていったそれを、僕は目を開けて、まるでまだ足りないと言うように追いかけてしまいました。
萩野「……ふふ、もう一回…?」
僕「………あぅ………、」
僕は恥ずかしがりながらも、その時は正直に小さく首を縦に振っていました。
萩野「……………いい子」
その言葉を合図に、また顔が近づいて、僕は目を閉じました。
僕「……ん、……ふ……っ」
はむはむと食むようなキスが繰り返されます。
僕は息の仕方がわからず、必死に息を止めていました。
そして、とうとう息が続かないと思い、口を薄く開いた途端、その隙間を縫って、僕の唇がぺろっと舐められました。
僕「………ん……ふぅ……っん…っ!」
びっくりして、僕は肩をビクッとさせました。
続いてどんどん口内を犯されるように、萩野先輩の下が入ってきました。
僕「………んー、ぅ……ん、んぁ…っ」
僕は苦しくて、幸せで、もう何が何だかわからなくなっていました。
僕「んっ、ん、……ふぅ……、ぁ……ん」
上顎を擦られ、僕の舌が捉えられくちゅくちゅと絡められた時には、一段とビクビクしてしまいました。
そしてついに、萩野先輩が僕の舌を今までで一番強く吸い上げた時、
僕「………ん…っ、ゃあっーーー……」
意識の外で大きな花火が打ち上げられた音が聞こえてきました。
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