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真という人 遥side
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あれ?あの人....
やっぱり
朝のイケメンだ。
「A組行くぞー」
あっ、俺らのクラス呼ばれちゃった
あのイケメンの正体が知りたかったのに....
そして入学式が始まった。
人がいっぱい....
「櫻井遥!」
やば、呼ばれた、
「は、はい!」
ヤバかった....
ちゃんと反応できてよかった....
そして入学式が終わり....
あ、いた。朝のイケメン。
自分からぶつかった手前謝らない訳にはいか
ない。
「あの....すみません....」
「はい、なんでしょうか?あっ、あなたは....」
「さっきはすみません!遅刻すると思って前ちゃんと見てなくて....」
「大丈夫ですよ、僕も前見てなかったですし。」
そういってイケメンは微笑する。
すごいな、イケメンの笑顔の破壊力、
「全然大丈夫です!むしろあなたこそ....」
「真」
「ふぇ?」
「あなたじゃなくて真です。まことって書いてしん。」
イケメンは真さんって言うのか....
かっこいい....←
「そうなんですね。真さんか....。」
「真でいいよ。あとタメで、君は?」
「ありがとう。僕は遥。」
「遥か、じゃあハルって呼ぶね?」
「え、あ、うん。僕は普通に真って呼ぶね?」
ハル....某水泳アニメの主人公みたいだn((ゲ
フンゲフン
「うん。全然いいよ、」
「ありがとう。真は何組?」
「僕?僕はA組だよ、」
「そっか....あ、クラス一緒じゃん。」
「うん、そうだね、ていうか知らなかったの?」
「うっ....知らなかったです....」
だって....緊張しすぎてそこまで頭回らなかっ
たし....
「そっか、まあ仕方ないかすごい緊張してたもんね」
「え、声に出てた?」
「ううん、全部顔に書いてあったよ」
「マジか....これでもポーカーフェイスと呼ばれた男なんだけど....」
「そうなんだ、すごくわかりやすいけどね?」
えぇ....そんなわけないでしょ....
「そんなにわかりやすい?」
「うん、とても。今もマジか....って顔してたよ?」
「ば、ばれてる....」
え、やば、つよ
あまりの驚きに語彙力がログアウトしてった
わ←
「ふふふ、すごいびっくりしてるね」
「そりゃね....だって僕の表情読んでくれる人なんて久しぶりだし....」
「どうしたの?すごい辛そうな顔してる」
かなり小さな声で言ったから聞こえなかった
ようだ....よかった。
「っ!ううん,なんでもないよ。あ、そうだもう行かなきゃ。じゃあね!」
この人には....この人だけにはバレちゃいけない....
こんな優しそうな人....
失いたくない....絶対に....
それに、もう嫌なんだ。
1人になるのは。
「うん?そっか、またね」
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