アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
告白
-
「だって、僕ハルのこと好きだもん。好きな子に危害加えるわけないでしょ?」
そう言って微笑む。
「ふぇ?すき.....?そんな....わけ、ない、だって、こんな汚いのに....」
「こら!そんなこと言っちゃダメでしょ?ハルは綺麗だよ。他の人がなんと言おうとハルは綺麗。」
「そんなの、うそだよ....らってみんなぼぐの、ごど汚いっでいうもん....」
そういって泣き出してしまった。
「そんなの気にしちゃダメだよ、誰がなんと言おうとハルはとても綺麗だよ、」
「ぞんなごどない!!だって、だって」
「もう、そんなに泣いちゃって、綺麗な顔が台無しだよ?」
そういって強く抱きしめる。
「っ!だって....」
「だってはもういいよ、泣きたいなら今たくさん泣いて、辛いこと全部流しちゃえばいいんだよ」
「う、うう、ぐすっ、いたくて、こわがっだぁ.....もう、いやだよぉ....うぅ....」
「うんうん、怖かったね、痛かったよね。今はたくさん泣いていいんだよ。だから全部吐き出してごらん?」
「ほんとの、こど、いっでも、はなれてかいかない.....?ぎらいにならない....?
ぼくを....ひとりにしない....?」
っ.....!
「もちろん。ひとりになんかしない。ひとりになんてするもんか。ずっと傍にいてあげる。だからそんなに泣かないで。さあ、話してごらん。」
「....っうん、話す。あれは僕がまだ小さい頃....」
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
12 / 215