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「!ハルそういえば大丈夫なの?」
「なにが?」
「なんでここに居るか忘れた?ハル倒れたんだよ。」
「あ、そういえば。でも大丈夫だよ?多分、いつもの貧血だと思う。」
「貧血か....ならいいんだけど、でも先生が来たらまずいからジャージ着ようか」
「あ、そっか、そうだよね、はやくジャージ着ないと....
っていうか保健医の先生は?」
ジャージを着つつ尋ねる。
「いや、なんかね、出張らしくていなかったんだ。先生も無責任だな。これが命に関わることだったらどうする気だったんだ」
「まあまあ、でもラッキーだな....もし保健医の先生がいたらもっと大騒ぎだっただろうし....」
「それもそうか....」
「うん。てか先生は?着いてこなかったのは話の流れでわかるけど、もうとっくに授業終わってるよね?」
「....たしかに....もしかして忘れて....?それだったらマジで許せないんだけど」
「てかそもそもなんで真がいるの?そのまま運んできてくれたっぽいけどなんで先生じゃなく真?」
「ああ、それは僕が保健委員だからだよ。先生が保健委員が連れてけってさ、まあ、結果的に保健委員でラッキーだったわけだ」
「そうだね、僕としてもラッキーだよ。真でよかった。」
「そう言って貰えるとなんか嬉しいね。でも、あの時保健委員に立候補した僕グッジョブだ....」
「ふふ、ね?ほんとグッジョブ。
そろそろ教室戻ろうかな、」
「もう大丈夫なの?」
「うん。大丈夫。それとね、今日の放課後真に話があるの。だからちょっといい?」
僕は真に全てを話したことである覚悟を決めていた。
この計画は真が嫌だと言ったらそれで終わり。
かなり自分勝手かもしれないがこうするしかない気がするし、僕だけの力じゃ無理だ。
「うん、いいけど....放課後出歩いてハルは大丈夫なの?」
「そのことにも関わってることだから、あとでちゃんとくわしく話すよ。」
「わかった。じゃあ戻ろうか」
「うん、戻ろう。」
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