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即バレ
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『ほうほう、彼....ということは男か。その様子だと重要な話らしいな。私に頼んでくるということはなにか大人の力が必要なのだろう?』
「はい。彼の家庭環境はかなり複雑なので。頼めるのはあなたしか居ない、と。」
『ああ、そういうことか。なんとなく察しはついた。あと、その彼とお前の関係もな。』
「っな、どういう....!」
『お前は中学時代に特別に態度を変える人はいなかっただろう?誰にでも優しいが恐ろしいほどに平等で、誰かひとりを特別視するようなことは無かった。みんなに優しいようにみえて酷い。そんな感じだった。そんな息子が突然私に頼み事をしてきたんだ。しかも自分ではなくその人の為に。それにお前は私の息子だ。考えは似ているからな。ただの友人ではないのだろう?ただの友人なら初めに紹介する時友人が居合わせてとか他にも言い方はあったからな。』
「はぁ、全てお見通し。というわけですか。そうですよ。彼は大切な恋人です。誰になんと言われようと離す気はないですが。」
『安心しろ。私はそういう偏見はない。相手方も気にしないだろうな。その様子だと。』
「ええ。よくわかりましたね。まあ、詳しい話は後日致しますよ。」
『ああ、そうさせてもらおう。明日の午後なんかはどうだ?私もちょうど空いている。』
「午後何時です?」
『もちろんそれはその人に合わせよう。午後は完全にあいているからな。』
「珍しい。午後ならいつでも大丈夫ですよ。彼は学校はことが解決するまで行かないと言っている。」
『それは....大丈夫なのか....?』
「彼はかなり頭がいい。数日くらいなら大丈夫だと思います。学校側が彼を手放したくないはずだ。」
『ほう、そんなに優秀な人なのか....会うのが楽しみだな。よし。では明日の午後2時頃にお前の家へいこう、ちょうどそっちの方へ行く用事があるからな。』
「わかりました。では。また明日。」
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