アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
お風呂タイム
-
〜♪
真と話をしていてひと段落着いた頃、ちょうどよくお風呂が沸いたことを伝える軽快なメロディーが流れた。
「あ、お風呂できたよ、どうする?ハル先に入る?」
「え、どっちでもいいよ!真が先に入りたいならお先にどうぞ!」
「んん、僕もどっちでもいいな....ハル先に入ってもらってもいい?ハルが入ってる間に服とか下着とか用意するから」
「服って....洗濯物増えちゃうからこれでいいよ....?」
帰ってきてから着たものだからそのままでも大丈夫なんだけど....
「いや、体操服のズボンとか洗濯した方がいいでしょ?服は着てないの結構あるから気にしないで。バスタオルは洗面時の棚にあるからそれ使ってね。」
有無を言わさぬ笑顔で真がそう告げる。
これ逆らえないやつ....!
「じ、じゃあお言葉に甘えるね....?」
「うん。いってらっしゃい。」
超笑顔!!逆に怖いんだけど....!?
「は、はーい....」
そのまま逃げるようにして洗面所に来た。
洗面所も綺麗に整頓されてるな....
これ洗濯物を洗濯機の中にいれていいのかな?
ダメだったらお風呂出てからもっかいだそう。
服を脱いで洗濯機にいれ、お風呂場の扉を開ける。
「あ、広い....」
叔母さんの家のお風呂はそんなに広くなかった....いや、ここの家のお風呂が広いのか....
そして恐る恐るお湯に触れる。
あ、熱くない。
「これなら入れそう....」
お風呂の縁に手をかけてゆっくり足から浸かっていく。
「あ、大丈夫だ....傷にあんまりしみない....」
さすがに全くしみないという訳では無いが全然我慢出来る痛さだ。
「ゆっくりお湯に浸かるなんて何年ぶりだろう....温かいな....」
そして十数分お湯に浸かり湯船からでた。
「身体とか洗っちゃおう....これがシャンプー....?かな....?」
ボトルには何も書いていない。
どれがどれかわからない....
真を呼ぼうかな....?
でもこれくらいのことで呼ぶのは迷惑かな....?
んー....どうしよう....
わからないのも困るし....
ええい、呼んじゃえ!
「真ー?」
お風呂の扉を開けていつもより大きい声で真を呼ぶ。
「なーに?ハル」
すると真の声がかえってくる。
「シャンプーとかボディーソープとかどれがどれだかわかんないんだけど教えてくれない?」
すると大きな声で
「左から順にシャンプー、コンディショナー、ボディーソープだよー!」
と言われた。
「ありがとうー!」
そういって僕は扉を閉めた。
よし、頭と身体洗っちゃおう。
そして数分で洗い終え、そのままお風呂をでた。
すると棚の上に着替えが置いてあった。
いつの間に....
ていうかズボン長いってば....
履けない....
「どうしよう....履いたら床で引きずっちゃいそうだし....上着の裾も長いから履かなくても大丈夫かな....?いいや....履かないでいこう....」
寒いかな....?
でもしょうがない。
そう思い真の服を着た。
「やっぱりおっきいな....さっき帰ってきた時に着た服もおっきかったし....
うう....僕はほんとに小さいな....」
でも真の匂いがして落ち着く。
それもやっぱりさっきと一緒。
「僕、気持ち悪いな....思考回路どうなってんだ....」
まあいいや....。
リビングに戻ろう。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
53 / 215