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ねっとしょっぴんぐ
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「よし、話を戻そう。とりあえず布団一式だけ買って、今度ベット本体とマットレスを買いに行こうね。あと、家具類も。その辺は見て決めたいでしょ?」
正直ねっとしょっぴんぐとやらがよく分かっていないからどちらでもいい。
「....ん、どっちでもいいよ。真が楽な方で。」
「じゃあ、僕も見に行きたいから家具とかの大きいものは直接見に行って買おうね。じゃあ洋服類とか見てみよう。」
「うん....?どうやってやるの....?」
「とりあえず僕の部屋行こうか、パソコンはそこにあるから。」
「わかった」
真と一緒に部屋に行くと、部屋の端に机とパソコンが置いてあった。
「これでやるの....?」
「そう。隣座りな。」
そういって真は横に長い椅子に座り自分の横のスペースをぽんぽんと叩く。
「ん。わかった。」
言われた通りに腰掛け、パソコンの画面をのぞき込む。
「ハルはどんな服が好みなの?」
「....あんまり好みとかない....かな....でも、シンプルで着回し出来るやつがいいな。」
「....おっけー。」
そういうとカチカチとパソコンを操作しキーボードを打つ。
はやい....
「タイピング速いね....」
「んー、慣れかな?ハルも慣れたらきっとこの位の速さで出来るよ。」
「そうなのかな....?」
「そうだよ。
あ、これなんてどう?白と黒のパーカー、ちょっとラインがはいってていいんじゃない?」
早速見つけて僕にこれはどう?と尋ねてくる。
見てみると、好みの服だった。
「....ん、こういうのすき。」
「そっか....僕と好み似てるかも。これだけじゃなんとも言えないけど。もう何着か見せるから気に入ったのあったら言ってね、これは買う?どうする?」
「....買いたい....けど、いくら....?」
自分が今持ってる所持金は通帳の中に数百万円だけだ。
今後の生活のことを考えたらあまり無駄遣いはしたくない。
「んーと、2着セットで3000円くらい。かな。」
「どうしよう....これって高いの....?」
「どうだろうね。僕も服についてはそんなに詳しくないんだ....でも、パーカー何着かと下に履くやつ何着かあればシンプルだから着まわせるんじゃない?そう考えたら買っても大丈夫かも。」
「じゃあ買おうかな....てかこれ支払いどうしたらいいの....?」
「僕の銀行口座から引き落とし。」
「....あとでお金振り込まないと....」
「このくらいいいよ?」
「いや....そういうのはちゃんとしておきたい。こういうとこで負担かけたくないから大丈夫。」
「そっか。じゃあ、お金の話は後にして、じゃんじゃんみていこう。」
「うん。」
そのあと何着かパーカーやジャケットなど、様々な服を見せてもらって、かなりの量の服を買うことが出来た。
それと下着類も。
「....そういえばどこに収納するの....?」
「昨日ハルの部屋にしていいよって言ったとこにしまおうかなって。」
「....あそこに布団が....」
僕はへたれだからあの布団を片付ける勇気はない....
「あ、あの布団は処分してクローゼットの中も匂いが消えるように掃除した。」
「そう....なの....?ありがとう....」
「ん。だから安心して服とか荷物しまって?」
「うん。わかった。」
その流れで布団や布団カバーなどを選び、ねっとしょっぴんぐは終わった。
たくさんの服が買えた....自分の意思で服を選んで買うなんて初めて....では無いのだろうが、記憶にある中では初めてだ。
結構楽しかった。
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