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携帯
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「この後どうしようか...時間は....まだ10時半だね。」
ねっとしょっぴんぐを終えてから真にそう問われどうしようか考える。
「んん....どうしようか....真は暇な時普段何やってるの?」
「んー、携帯弄ったりとかゲームしたりとか....まぁ色々。」
僕は基本勉強しかして来なかったからなぁ....げぇむとか....やったことない....
「....そっか、普通の男の子ってみんなそうなのかな....」
「人によりけりだと思うよ?」
「そっか。」
「というか携帯で思い出したんだけどさ、叔父さんたちから連絡とかはいってない?」
「あ、携帯は持ってないよ。だから大丈夫。」
「....もってないの....?」
「うん。必要ないかなって。」
必要ないというか携帯ってずっと使用料金払わないといけなかったから貯金切り崩してまで買うものだとは思わなかったからなぁ....
「....今度買いに行こう。」
「え....?」
「携帯ショップ連れてってあげるから買いに行こう。」
「....でも、誰とも連絡取らないし....」
僕友達いないし....
「僕がいるでしょ?それにこれから友達とか増えるんじゃない?」
「そうかな....」
「そうだよ。ことが落ち着いてから携帯買いに行こうね。」
「うん....そういうの詳しくないから真が教えてね....?」
高校生になったしバイトもできる....だからきっと大丈夫。
ちょっと楽しみかも。
「うん。もちろん。
ねえねえ、この後どうする?結局決まってないけど....」
「んー....どうしよう....
たまにはぼーっとしてたいかも....だめ....?」
真を見上げてそう言う。
「っ....ちょ....僕に打撃与えてつつ言わないで....全然構わないよ....」
打撃....?殴ったりしてないよ....?
「ご、ごめん....?」
「いや、いいよ。なんでもない。それよりリビングに行こう。向こうに座ってゆっくりしよう。」
んん....よくわかんないけど、とりあえず真についていこう。
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