アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
最悪
-
そんなことを考えていたらチャイムがなり担任が入ってきた。SHRが始まる時間だ。
確か....間宮とかいう男だっただろうか。
整った顔をしているから、きっと女受けはいいだろうな。
「みなさんおはようございます。今日は部活動紹介があるので入りたい部活がある人はよく聞くように。それと最終下校時刻が1年生のみ11時半となっているので早く帰るように。」
なんだと。最悪だ。
11時半とか....早く帰ったところでなにもいい
ことなんてないのに。
朝から憂鬱だ。
「1時間目の学活は自己紹介の時間とする。2時間目は係や委員会決めをする。3時間目は部活動紹介だ。1、2時間目は筆記用具を用意しておいてくれ。連絡は以上だ。」
そして号令がかかりSHRが終わった。
SHRが終わると同時に教室は一気に騒がしく
なる。
本当に最悪だ。
まあ、部活動紹介は少し楽しみだが。
そして10分間の短い休み時間が終わり1時間
目の授業が始まった。
「よし。自己紹介だ。まずは俺から。
間宮翔(まみやしょう)25だ。担当教科は英語。この学校の卒業生だ。あと、剣道部の顧問だ。これから1年間よろしくな。」
そういって少し微笑む。
すると女子からの黄色い声と共に質問がと
ぶ。
「先生は彼女いるんですか〜?」
「誕生日はいつですか〜?」
いくら偏差値の高い由緒ある学校と言えど女
子の様子はどこでも変わらないようだ。
まあ、お嬢様もいるが。
「彼女はいない。あと誕生日とかの個人情報は秘密だ。悪いな。前の学校で少しトラブルがあったもんでな。ちょっと教えられねえんだ。」
ああ、何となく察しがついた。
誕生日によくないものを貰ったんだろうな。
生徒から。
それで一悶着あったんだろう。
顔がいいと言うのも大変そうだな。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
5 / 215