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言葉にならない
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「そっ....か....」
そういってさっきよりも強く僕に抱きついてきた。
「ハル。」
「な....に....?」
「大好き」
「っ....!僕も....!すき....
だいすき」
「ハル、顔上げて」
「ん、」
そういって素直に顔を上げてこちらを見るハル。
「キスしてもいい?」
「っ!?ん、あ、や、えと....あの....
い、い....よ....」
すごいテンパりようだ。
かわい。
「ありがと。」
そういってハルの唇に啄むようにキスをした。
「ふ....っ....ん....」
唇が離れるとハルは顔を真っ赤にして僕の胸に顔を埋めた。
「ふふ、かぁわいい、」
「....はずかし....」
「かわいいよ。ハル。大好き。」
僕がそういうとガバッと顔を上げてちょっと睨むように
「っ!またそういうこという....」
そういい
「僕もだいすきだよ。真。」
顔を赤らめながらも微笑んでそういうハルが本当に愛おしくて。
言葉に。ならない。
「ハル。ご飯、食べよう?」
「うん、でも、もう少しだけでいいから、ぎゅってさせて。
まだ、離れたくない....ダメ....?」
そういってハルは上目遣いでこちらを見てきた。
あざとい....まぁ、無自覚なんだろうけどね。
「ん、わかった。ハルの気が済むまで抱きしめてていいよ。」
そして数分立った頃。
「ありがと、満足した。またぎゅってしてもいい....?」
「うん。いいよ。したくなったらいつでもおいで。」
「ありがとう。よし。ご飯食べよっか」
そういってキッチンの方へ向かって準備をし始めたハルを追う。
「僕お茶とかの用意するね。」
「お願いします、ビーフシチューは僕がやるからちょっと待っててね」
「うん。了解。」
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