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お留守番
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そのあと、授業で何をやったかを真に聞き、復習と予習をした。
たくさん勉強しておこう....休みの分を補わなければ....
「ハル、そろそろ寝よう。」
勉強に集中していると、真に声をかけられる。
時計を見ると、11時だった。
2時間くらいか....明日も勉強しないとな...
「うん。わかった。勉強道具出したままでもいい?」
「もちろん。全然ものとか置いておいていいからね?」
「ありがとう。」
そのあとは2人で寝た。
やっぱり真のそばが1番落ち着く。
蒼と仲良くなった時は蒼が一番だなって思っていたが、やはり「好き」という感情はすごいらしい。
どんなに心が荒れている時でも真が抱きしめてくれれば直ぐに落ち着く。
蒼とは全く違った気の使い方をする人。
僕は友達や恋人に恵まれているらしい。
真と蒼と僕。
その3人で笑いあったりできる日が来るだろうか。
そんなことがあったらいいなと考えながら眠りにつく。
そして翌朝起きると、真はもう起きていて制服に着替えていた。
「あ、ハルおはよ。朝ごはん出てるから好きなタイミングで食べて。
なんかあったら電話するなりメッセージ送るなりして?」
「うん。わかった。」
「僕はもうそろそろ出るからね。今日は部活があるから帰りが遅い。もひお腹すいたらうちにあるもの適当に食べちゃっていいからね。」
「うん。了解。」
「じゃあそろそろ僕は行くからね。行ってきます。」
「いってらっしゃい。」
そう言って真を見送る。
朝早い....朝練かな。
そう思いつつ顔を洗い、着替えて、朝ごはんを食べる。
今日は和食だ。
鮭美味しい。
そのあと歯を磨いてから洗い物をして、勉強をし、3時間ほどたった頃に少し好きな本を読み、また勉強をする。
間にお昼を挟んで勉強。
とりあえずひたすら勉強をし、午後3時になった頃に、携帯をいじる。
ゲームをする。
ちょっと息抜き。
勉強をすることも大事だし楽しいが、こういう年頃の男子高校生がするような事をやってみるのも楽しい。
友達ができるとは思わないし、そんなに作りたいとも思わないが、話すきっかけぐらいにはなるかもしれない。
そしてしばらくゲームをし、いい時間になった頃、夜ご飯の準備をする。
怪我人はを無理をするなと真には言われたが、料理をするのは好きだからなにか作りたい。
今日の冷蔵庫の中身を見ながら献立を考える。
いい感じのメニューが浮かんだから、それの材料を用意しつつ作り始める。
そしてご飯ができると、テーブルには持っていかず、真が帰ってくるのを待つ。
やっぱり一緒にご飯が食べたい。
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