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朝と仲良し組 2
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「んーじゃあ10本でどう?」
「もっと」
「12本。これ以上は無理!」
「……分かった。12本な、覚えとけよ」
陽弥はちょっと不満そうだが交渉成立と言わんばかりにドヤ顔だ。
こんな交渉が成立したとこで昇降口に着いた。空大達とは一緒のクラス。学校にいる時はこいつらとほぼ一緒ってわけだ。
別に友達がこいつらしか居ないわけでわない。1番気を許せるのがこいつらってことだ。
教室に着いて少し年季の入った扉をガラっと音を立ててはいる。わざとでわない。
空大は誰にでもフレンドリーでみんなに挨拶をしていく。
陽弥は即自分の席へ。弘樹もそこ1人。
「空大ー!プリント見るんじゃなかったの?」
挨拶ついでに世間話をしている空大を陽弥が呼ぶ。
「ハルちょっと待っててー!」
朝とは言えどこの教室は賑わっているから少し声を張らないとかき消されてしまう。
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