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氏原side‥
目覚めると、外はまだ暗かったので
そう長くは眠っていないんだと理解した
気怠さを感じながら寝返りを打つと、そこには全裸で僕に腕枕をする高木先生の姿があった。
ハッとして確認すると僕も下は何も身につけていなくて
ほんとに…高木先生と……シたんだ…。
下だけ開かれていたパジャマのボタンはしっかりととめられていた。
あー、僕……あのまま落ちたのか
25のいい大人が恥ずかしい…。
記憶も曖昧だけど何だか恥ずかしいことを言わされていたような気もする。
〜〜〜ッ
思わず両手で顔を覆って大きなため息をついた。
「…ぁ?起きたのか……?」
「へ?…あ、すみません…起こしてしまって…」
「んー。別にいーよ…ユキトおいで…」
目を閉じてるんだか開いてるんだからわからないくらい眠そうだけど、僕が動いたせいで起こしてしまったみたい
「っわ、ちょっと…高木先生っ」
「…あ?康明だろーが……てめえ生殺しにしやがっ…て…
ん……次、覚えとけ…よ………zzz」
そう言うと彼は、僕の身体をキツく抱きしめたまま
再び規則正しい寝息を立て始めた。
あ…
そろっと自分の尻に手を持っていくとそこは綺麗なままで
強いて言うなら自分の精液が固まってカサカサしてた
でも、次…次って言った。
僕の事、嫌になってはなさそう…かな?
ん…と吐息をもらしながら僕の首元に顔を寄せ、
スンスンと匂いを嗅いでいる高木先生を見て
何度も出したはずなのに、また下腹部に熱が溜まるような感覚がした。
あなたが僕を好きじゃなくても、このままずっと側にいれたら…と、そんな事を思い、暫く彼の寝顔を眺めてから自分も目を閉じた。
その日はそれきり目覚めることが無く、腰には重い痛みが残ったがすごく目覚めの良い朝だった。
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