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氏原side‥₁
康明に開発された胸は、突起に触れずとも周りを指が這うだけでビクビクと腰が揺れる。
全身を性感帯に作り替えられてしまったように
康明の触れる場所触れる場所を意識しては吐息を漏らす
腕を見ても何も聞かずにいてくれた優しい康明ならば、きっと今触れている胸にある傷痕を見ても、離れていく事は無いだろうと頭ではわかってる。
なのに、どうにも服の中に手を入れられるのは怖くて。
僕が拒否することは絶対にして来ない康明だから、わかっているからいつまでもその優しさに甘えてしまう。
けれど、僕の中の何処か…奥深くで、まだ信用しきれていない所があるようで。
言わずに済むのなら、言わないまま彼との時を過ごしたい
そう思うのはいけないだろうか…?
「…なんか、考え事……?」
「っあ、ううん…なんでも。」
上の空だった僕を心配してくれたみたいで、康明は
僕の髪を柔らかく撫でた。
「幸人がやなことは、絶対しねーから大丈夫。
…なんか思う事、とか…あったらいつでも言えよ。」
「ん…。ありがとう、康明…」
鼻の頭にわざとらしいリップ音を立ててその唇を離すと
康明は意地悪な笑みで僕に言う。
「じゃぁ仕切り直し。
…つっても明日はお前も走り回るんだから挿れるのは無しな」
「…へ?」
これから始まるであろう快感の嵐に期待していただけに、恥ずかしさのあまり顔に熱がたまるのがわかる。
「な、え…康明…つ、辛くないの……?」
「んー、だいぶ。」
「…っなら――」
「幸人と1回やってみたかった事がある。」
ニヤリと笑う康明に、この後何か良くないことが起きるのは容易に想像できた。
でも僕は、何をされるんだろう。どんな恥ずかしい事だろうかと考えを巡らせる度に更に興奮していく。
康明の長い指が、僕の腰をするりと撫でる
ゆるく結んだスウェットの腰紐を解けば、下着に二本の指を引っ掛けていとも簡単にずり降ろしてしまう
今から、何が始まるんだろう
置き去りにされている昂りはヒクヒクと揺れて、張り詰めながらもその時を待つ。
親指の腹で先端を刺激されれば、声も、溢れる蜜も、抑える事などできるわけが無い
それは何故かと聞かれれば
何度も彼が教えてくれた。
僕は、康明の全てに溺れ狂うヘンタイだから。
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