アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
164
-
氏原side‥₂
暫く、ズボン越しの刺激が続いた。
もう布に押さえつけられてパンパンのソレは苦しくて
仕方がないのに、輪郭をなぞるように指を這わされて
時折先端をグリグリと割って入るような親指の快感が襲い来る。
我慢できなくなって、ついに自分でズボンを下ろそうと
手を伸ばしたけれど、その手は康明の手に掴みあげられてまたもやおあずけ状態だ。
「自分でやんな。強請り方はもう知ってんだろ。」
興奮しきった目を向けて、康明は囁く。
全部僕に言わせるつもりなんだ。
それまで自分からは
決して動かないつもりなんだ。
ズボンをグッと上にあげられて、余裕なく張り詰めていた昂りが締め付けられる。
少しの痛みと、それ以上の快感が体中を懸け巡る。
もう、限界だった
「…脱がして……。ズボンと…ぱんつも、いらな…っ
康明、直接……はぁ…っ、ちゃんとっ、触って…ンっ…」
フッと一瞬だけ優しい笑顔を見せてくれた康明が
ズボンを緩めて腰の間に手を入れる
無意識に腰を浮かすと、するりと膝の辺りまで
一気に下ろされた。
下着には既に先走りでシミが出来ていて
そこをニチニチと音を出すように康明の指が撫でて
かと思えば爪先でカリッと先端を引っ掻かれて腰が震える。
康明の手に自分のモノを押し付ける形になってしまい
こらえきれない羞恥に両腕で顔を覆った。
刺激を求めてカクカクとひとりでに動く腰は、
もう僕の意思では止まらない。
「…なに人の手使ってオナってんだよ。ド変態が…。」
ドスの効いた声で一言、吐き捨てられると
僕の身体はピタリと固まった。
そっと腕の隙間から康明を覗くと、真っ直ぐに冷たい瞳で
僕を見下ろす姿があって、目頭が熱くなる。
「っあ……、ごめ…ごめん……なさい……っ、」
「そんなに足りなかったかよ…。」
「…っちが…」
再び沿わされた康明の手が、突然力強く僕の昂ぶりを握る。
チカチカの目の前を星が飛んだ。
「い、たい……っ、康明……康明ぇ…っ!ああぁっ!」
グッと握りこまれたモノを次いで口に含まれ、濃厚過ぎる下着越しの刺激に足先が痙攣したように大きく震える。
やや篭った音を立てながら、じゅぼ、じゅぼと吸い上げられ、付け根を強く握られたまま筋や割れ目に歯を立てられた。
窮屈さも、痛みも、気持ち良さに丸呑みにされて
康明の一つ一つの刺激に過剰に反応してしまう。
康明は僕の先走りと康明の唾液でじっとりと濡れた下着を
取り払い、自分のベルトのバックルに手をかけた。
あぁ、もうすぐ待ち望んだ時間が訪れる。
クタクタになった手では力になれているかもわからないけど、康明か緩んだズボンに自らの手をかけると、それに僕も手を沿わせて一緒に引きずりおろす
はぁ…という康明の熱い息遣いを聞きながら
遠くで授業の始まりを知らせるチャイムが鳴った。
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
165 / 448