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氏原side‥₂
康明はぽいっと身につけていた服をベッドの脇に放り投げ、僕の上に跨った。
へその下から康明の熱い舌がそろそろと這い上がる。
時折留まった場所に赤い印を植え付けながら、少しだけ浮き出た肋を甘く噛んで、その上のある場所に辿り着いた。
それまで傷ばかりを攻めていた舌が、そのすぐ下でピンと立つモノを捉える。
触れられてないのに硬く尖っていたそこは、待ち望んでいたように全身に電流を走らせて、反射的に身体がビクリと跳ねた。
それを見てふっと笑った康明の息が、濡れたそこにひんやりと降り掛かれば気持ちよさは増すばかりだ。
「…ちゃんと触ってやったの初めてだな、ココ。
…どんな風に触られるのが好き?」
意地悪に笑って僕を見上げる康明は、唇を離して
指をぴとりと当てた。
「こう…?それとも、こう…?」
「んっ、あ……やあぁ…、ぁんっ、ん…」
摘んだり、痛いくらい抓ったり
1つ1つ僕の反応を確かめながら試して行く康明は
実に楽しそうで、その厭らしい姿にもう目が離せない。
「あー、でも幸人はドMだからなァ…。これがいい?」
緩く口を開けた彼は、舌で歯列をなぞって見せた。
”これ”というのが舌を意味するのか、歯を意味するのか
僕にはわからないけれど、僕が好きなのはきっと…後者。
期待と不安で心臓は動きを早め、早くもパンパンに張り詰めた昂ぶりは苦しい、苦しいと康明に助けを求めているのに
気付かないふりを続ける康明は本当に酷い人だ。
「…はっ。興奮してんじゃねーよヘンタイ。」
「ん、ぁああっ、は、ぁ…っ、痛ぁ…っ」
酷い人だけど、決して期待は裏切らない彼。
強く歯を立てられたそこは、真っ赤に充血して刺激を喜んで受け止めている。
片方の乳首を噛まれながら、もう片方は痕がくっきりと残るほど爪を押し付けられて
善がり声をひっきりなしに出し続ける僕を見て康明が笑った。
「…えっろい身体。」
筋肉も無い、傷だらけの身体のどこがエロいんだろう。
康明みたいに肩幅もないし、引き締まってもない。
目の前にあるこの美しい身体を持つあなたに言われるほど、立派なものは持ってない。僕からしたら、汚くて、醜くて、よくこんな身体を康明に見せられるなと思うけど、
多分それを言うと康明は怒るから。
僕のために、怒ってくれるから。
そっと口を閉じて与えられる快感に身を委ねた。
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