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アルスマグナ 青×赤
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奏side
食堂で夕食を食べ終え、部屋に戻る。
先程のアキラの顔を思い出して、思わず微かな笑い声が漏れ、慌てて表情を引き締める。
ガサガサと棚の中を探ると、目当ての物はすぐに見つかった。
手の中で揺らした透明瓶の中には、とろりとした透明な液体が入っている。所謂ローションと言うやつだ。
後ろ手に持って、仕掛けを使い部屋を移動する。
アキラは風呂上がりなのか、バスローブを羽織り、ベッドに腰掛けていた。
気配でこちらに気づき、仕掛けを使って部屋に来た理由を察して、顔を若干赤くする。
可愛らしい恋人に近づくと、額に軽く口づけを落とす。
ア「んっ・・・」
こちらに向けた瞳は緊張を孕んでいて、いじらしさに顔を緩ませた。
ア「ふっ・・・んん」
赤く色づいた唇に自分の唇を重ね、軽く吸って、離す。
そんなキスを何度か繰り返す。
ア「あっ・・・はぁ、んんっ・・・」
だんだんと深くしていくと、呼吸が荒くなり、頬の赤みが色を増す。
ア「んんっ、は、あっ・・・んぅ」
息が苦しくなったのか、軽く胸を叩かれ、唇を離す。
ア「ぷはっ・・・はぁ、は」
唇をはくはくと動かして、酸素を求めるアキラに、
奏「・・・いいですね?」
最後の了解を取る。
ゆっくりと頷いたのを確認して、眼鏡を外し、手袋に手をかけた。
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