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そう言って僕は背伸びをして、デスに触れるだけのキスをした。
「なら証明してみろ」
デスはメガネの奥の眼を細めると、僕をソファーの上に押し倒した。
…毎回このパターンだけど嬉しく思う僕って、やっぱり彼のことを本当に愛しているんだと実感する。
他の人に誘われても引くだけなのに、彼だと身も心も喜びに震えてしまうのだから―。
そんなことをぼ~っとしながら思っていると、デスは立ったまま僕の目の前でベルトを緩め、ズボンのファスナーを下ろした。
「って、ちょっと待ってください。ここで、ですか?」
廊下へ通じる扉はこの部屋にある為、誰かが入ってきたら二人で何をしているのか、すぐに分かってしまうだろう。
いくら僕とデスの関係を知っている仲間達しかいないとはいえ、流石に見られたくはない!
特にうっかりラバーが入ってきたら…ドが付く程の修羅場になるだろうことは確実だ。
「どこでしようが、やることは変わりないだろう?」
「それを言われるとアレですが……」
「ならとっとと咥えろ」
「うへっ…」
目の前に差し出された彼の欲望の塊に、奇妙な声を出してしまう。
同じ男とは思えないぐらい、立派なんだよな~。
彼のモノって。
などと考えて何もしていないままだと、無理やり口の中に突っ込んできそうなので、塊を両手で持ち上げ、言われた通りに咥えた。
「んっ、ふっ…」
まだ柔らかいそれに、舌と唾液を絡ませる。
滑りが悪いと気持ち良くないことを、身をもって知っているから。
そして充分に唾液を塗り込めた後、根元の部分を両手で扱きながら頭を動かし始めた。
頬を窄めて、彼の熱を口の中でいっぱいにする。
先端を上顎や舌で擦ると、どんどん膨らんでいく。
「んんっ…ぷはぁっ」
顎が痛くなったので、いったん口から出す。
唾液が先端と僕の口の間を繋いだけれど、すぐに切れて床に落ちる。
硬くなった竿を横から舌で舐め、片手でくびれや割れ目をいじり、もう片方の手で扱いた。
「上手くなったものだな」
「それは教えた人が良かったんでしょうね」
下から挑発的な笑みを浮かべて、彼を見上げる。
イザヤは満足そうに頷く。
「そうだろうな」
「ちなみにあの……」
「何だ?」
「えっと…やっぱり良いです」
レンとどっちが良いかだなんて、思ってもいけないことだ。
レンはそれこそ男を相手にした人数なんて数えきれないほどだろうし、セックスの仕方だけで言えば、レンの方が聞かずとも上だということは分かっていた。
でもこんな時、ふと思い浮かべてしまうんだから、本当にいろいろな意味で諦めが悪い。
くだらない考えを振り払うように、彼への愛撫を続けた。
裏側の筋や血管に舌を這わせ、根元を両手で擦り上げると、どんどん熱くなり、大きくなっていく。
「そんなにむしゃぶりつくほど、美味いのか?」
「んんっ…。そう、ですね。慣れているアナタのモノですし」
舐めるのも咥えるのも扱くのも、すでに慣れたこと。
今更躊躇うことなどない。
先端からトロトロと先走りの蜜が出てきたので、再び口の中に咥えた。
口と鼻にオスの匂いが満ちるけれど、僕にとっては興奮するものだ。
実際ズボンの中の自分自身が、そろそろ暴れ始めている。
イザヤの性を触れて感じることが、僕にとっては最高の催淫剤だから。
「んむぅ…んんっ、はっ、んちゅぅ…」
彼のをしゃぶりながら、自分のを触ろうとした。
だけど…。
「誰が触って良いと言った?」
…ご主人様は許してはくれなかった。
黒の革靴の底で僕のを踏み付けるんだから、ホッントーにドSだ!
まあ触る程度の感触だからまだ良いものの、強く踏まれたら間違いなく、今咥えているモノに噛み付いていたな。
…まっ、それが分かっていたからこそ、この程度なんだろう。
そう思いながら、彼のを口から出した。
「あの…イザヤ。前から言おうと思っていたんですけど……」
「何だ?」
と言いながら、イザヤは足を動かして僕のを刺激する。
ただ軽く踏まれているままで動かされると、コレがかなーり気持ち良い。
「そっソコへの刺激は、もうちょっと優しくしてくれませんかね?」
上がる息を必死に抑えながら、上目づかいに彼を見る。
するとイザヤは鼻で笑った。
「別に痛くないだろう? それどころか感じているじゃないか」
…いや、確かにそうなんですけどね。
ただ踏まれて感じさせられるってことが、流石に大人の男としてのプライドに関わると言うか…。
「靴プレイでイかされると、流石にちょっと……」
「お前の手癖が悪いからだろう? これは仕置きだ」
……自分のを触ろうとすることが、そんなに悪いことだろうか?
思わず暗ーい考えに陥ってしまう。
しかし僕のソコは、彼から絶えず刺激されているせいで、勃ち上がってきている。
悲しくなるほど、彼から与えられる刺激は気持ち良かった。
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