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「青藍…っ」
天清が勢いよく僕を抱きしめて、そのままベッドに倒れ込む。僕の上に被さって、鼻先が触れ合うほどの間近で僕を見て、「俺も…」と言った。
「俺も、どんなに離れていても青藍が好きだ。この気持ちは変わらない。だって俺は、初めて会った時からずっと好きなんだよ?10年間、ずっと思い続けてきたから、こんなの慣れてる。それに今は、青藍も俺を好きだと知ってるから、また会えるまで待てる。けど…、やっぱり離れるのは嫌だ…」
「天清…」
グズグズと我儘を言う天清は、顔が丸くて舌っ足らずで僕の後をついてきたあの頃と変わらず可愛いく見える。
僕は、天清の首に腕を回すと、唇にキスをする。
それが合図のように、天清が僕の背中に回した腕に力を込めて、唇を強く押し当てた。
何度か角度を変えて啄んでから、薄らと開いた唇の隙間から舌が入り込んでくる。僕の歯列をなぞり、上顎の裏を舐め、舌を絡めて吸い上げる。
飲みきれなかった唾液が僕の口端から零れるけど、そんなのはお構いなく激しく唇を貪り合う。
「ふ…んっ、んっ、んぁ」
甘い声を漏らしながら夢中で天清の舌に絡ませていると、天清の手が、ズボンの上から僕の主張し始めたモノに触れた。
「あ…っ、や、んぅ」
ビクンと身体を揺らし、天清の肩を押すけどビクともしなくて、抗議の声を上げようとした僕の口内が舌でかき回される。
天清に触られて、すぐに硬くなってしまったことが恥ずかしいと涙を零した僕の太ももに、更に硬いモノが押し当てられた。
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