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痴漢(ygぽ視点)
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いや、今日の電車はやっぱり混んどるなぁ。
何本見送っても全部満員やん。
しゃーない、時間もあらへんし腹くくって乗ってくかー。
いやぁ、ついとったなぁ。
なんとか、ドア近くの角に立てたわ。まあ、人多いからキツイのには変わりあれへんけど、まだマシや。
しっかし、ホンマ凄い人の数やな…。
ん?あの後姿ー…おーフジくんや!同じ電車やったんやな!
声かけたいけど端と端やからな…ちょっとLINEしてみるかぁ。
おっかしいなぁ、既読付かへん。
フジくん、いつもは秒で既読付けはるんやけど…いつも携帯ポケットに入れてるはずやから気付いてないはずないんやけど…電源切っとんのか??
そう思ってると電車が揺れて、その反動でフジくんの体が少しだけ横を向いて顔が見えるようになった。
ん…?なんか、フジくん顔色悪ないか…?しかも、泣きそうな顔してるやん?!
電車酔いでもしたんか?!
いや、なんか、そんなんちゃうな…なんや、後ろの男に話しかけられとる…?
…え、なんでフジくん、怯えてる顔しとんねん………まさか…!!?
気付いたら、俺は乗客を掻き分けてフジの居る方へ向かっていた。
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