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608話:会えない日 からの展開「妄」想( ◍︎•㉦•◍︎ )♡︎
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…とゆーわけで本格的にむぎは妄想した!( •̀∀︎•́ )✧︎
本当はこんな展開にならないのは承知してますが止められないわけで!(∗︎ᵒ̶̶̷̀ω˂̶́∗︎)੭₎₎̊₊♡︎
それではどうぞ〜( ♥︎ᴗ♥︎ )↓↓
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レキ:…え、すみません、おっしゃってる意味がよく分からないんですが…(・∀・)ポカーン
レキはいま、純喫茶『マーメイド』に来ていた。
レキがバイトしているお店の隣にあるこの喫茶店は、創業60年の老舗である。
レキはここのカフェモカが好きで、先代がやっていた小学校時代からよく来ていていまの二代目オーナーとも仲が良い。立派に古株の常連客だった。
この日、午後の授業が早めに終わったレキは、一時間繰り上げでバイトに入った。
もうあと20分ほどで今日のバイトが終わるというときになって客として現れた、赤いだか青いだか紫だかよく知らない女性に唐突に「マーメイド」に呼び出されてから、まだそれほど時間は経っていない。
初対面ですが何か。そう言う暇もなく女性が言うには
赤井さん:レキさんが戸惑われるのもごもっともです。ですが(*´・д・`)、そこを押してお願いします。
しばらく零士と一緒にロンドンに行っていただけないでしょうか?
レキ:ロンドン!?…零士と、…ですか?( ꇐ₃ꇐ )
赤井さん:はい。実は、いま放送中の「運命の番」の最終回、2時間特別スペシャルでロンドンが舞台なんです。
海外ロケで最終回だから日程が延び延びになってたんですけど、もうあと1ヶ月後に放送だから、監督が明後日から役者含めて最終話の関係者のみでロンドン入りして、数週間かけて撮りたい、ってことで……。
レキ:…はあ…(≡︎Д≡︎;)
赤井さん:お願いです。私達を助けてください(´;Д;`)もうレキさんしか零士を動かせる人がいないんです…!!
赤井さんは真剣だった。
彼女から聞いたのは、仕事に対しては真剣で真摯で非の打ち所がなかった零士が、レキに会えなくなった途端に無気力になり、心神喪失状態になっているということだった…。
レキ:……(´・ω・`)でも…お、…僕は学生で、部外者ですよ……ご迷惑なのでは…
赤井さん:迷惑なんてとんでもない!むしろ来ていただかないと困ります!(|||´□︎`;)))))
お礼はします!それに零士と一緒にいるのはロンドンでの撮影のあいだだけでいいんです!
日本に帰って来たら、零士のことは忘れて学生生活をエンジョイなさっていただいて全然大丈夫ですし、渡航費用も全部こちらで持ちますから…!!
零士が使い物にならない以上、このままだと撮影が出来ない!…そうしたら関係各所に多大な損害賠償をすることになってしまいます。
それだけはどうしても避けたいんです!(´;ω;`)ブワッ
レキ:もし、…お、…僕が、行かない、…って言ったら…?(`・д´・;)ゴクリ
赤井さん:……。…。……言いにくいのですが、零士は恐らく………その………命を… …(ハンカチで口もとを隠す)
レキ:!!(.;゚;:д:;゚;.)
失恋で零士が命を捨てるとか本当はしないと赤井さんは知っている。けれど零士に対して正体を持て余している気持ちを抱えるレキがどう捉えるか…
レキの良心に訴えかけるための、これは賭けだった。
…カランカラン…
そのとき唐突に入り口のベルの音がして、レキがチラリと目をやると、20代半ばくらいの若い二人の男性客が来店してきたところだった。
二人とも背が高い。向こう側を向いているので顔はよく見えなかったけれど仲よさそうに腕を組み合っている…。愛し合っているのだなと一目でわかった。
二人は自分たちのいるテーブル席ではなく、あちらのカウンター席の方に座った。
目の前に座る赤井さんの大きめの瞳は濡れていた。
話しているうちに感極まってしまったのだろう。ほろっと一粒あふれてしまった涙を、赤井さんは白地に小花柄があしらわれた可愛らしいハンカチでそっと押さえた。
その様子を眺めながら、見た感じ落ち着いた女性だけど、結構少女趣味なんだな…とレキはぼんやり思った…。
彼女の話はまだまだ続いた。
赤井さん:あの子は……今までまともに友達はおろか、恋さえしたことがないんです…原因はあの子特有の、特殊な体質で…
親密な人間関係に対して免疫がないんです。それなのにレキさんと出会ってしまって…
あ、…あんなに毎日楽しそうに笑顔で……
長年マネージャーしてますけど、あんな楽しそうで、あんなにうれしそうな零士、初めてで…
……それなのに…なぜこんなことに……うっ…
涙を抑えられなくなった赤井さんはハンカチでは足りなくなりバッグからミニタオルを取り出して目頭を押さえた。
レキ:………っ、
赤井さん:…もちろん、喧嘩の原因は、浮かれてバカなことを口走った零士だとは分かっています。
レキさんが愛を手放してしまったのもごもっともですわ。アレはわたしが言われても頭に来ますから…
でもこの難局だけはどうしても!…どうしても!乗り越えさせていただけないでしょうか?力を貸していただけないでしょうか…!?
赤井さんの顔は涙でぐちゃぐちゃに濡れていた。
零士のことを思う気持ちが顔じゅうにびっしり細かく書かれているみたいにレキには見えた。
テーブルの向こうからがっと両手を握られたレキは色々訂正したかった。
喧嘩?いや、そういう大げさなのではない。
愛を手放した?…違う、そういうのじゃない。
そういうのじゃないんだけど…、……、
ふと顔を上げると、カウンターの向こう側に立って新しいコーヒーを立てている二代目と目が合った。
先ほど入ってきたカップルに振る舞うらしいコーヒーの引きたての香りが芳しい。
ニッと笑って眉を片方上げる二代目。その表情は明らかに何か言いたげで、
…ハァ…分かったよ…。折れればイイんでしょ…
レキはふうっと気付かれないようにため息をついた。それから、まだ離されない赤井さんの手をそっと外し、改めて握り直しながら彼女の瞳を見返した。
レキ:…お話はだいたい分かりました。……それで、明後日からロンドンで、撮影はいつからなんですか…?(ニコッ!/吹っ切れた輝かしい笑顔。なだめるような優しい声が耳に心地よく響く。)
赤井さん:……!!!!(///△︎///)♡♡!!(ドキ!!なんだろうこの子、もの凄く胸がざわつく!///)
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ต( ິᵒ̴̶̷̤́ᆺ⃘ᵒ̴̶̷̤̀ )ต( ິᵒ̴̶̷̤́ᆺ⃘ᵒ̴̶̷̤̀ )ິตต( ິᵒ̴̶̷̤́ᆺ⃘ᵒ̴̶̷̤̀ )ต( ິᵒ̴̶̷̤́ᆺ⃘ᵒ̴̶̷̤̀ )ິต
ちょっといつもと趣向を変えて小説風?に書いてみた。書いてみたけども!
…なんか違う…(´-ω-`)
赤井さん、意外と即断で男気のある笑顔を見せるレキにドキドキしちゃうの巻だったんだけどなーーー??
もし続きが読みたい!て方がいたらぜひコメください(あるのか!笑)お待ちしてます(●︎^▽︎^●︎)♡
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