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付き合いたて
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フジは困っていた。どうしようもなく困っていた。
理由は…
キヨだ…。
先日、フジはキヨと付き合い始めた。今までのキヨはもっと意地悪だったのに“恋人”になってからは驚くほど優しかったのだ。もはや誰!?ってなるくらいに…。
でもフジはキヨのちょっと意地悪なところも好きで、でも優しいキヨも大好きで。
今までは実況者として、友達として、接していたのだから急な恋人の扱いに少し恥ずかしくなってキヨの顔がちゃんと見れない…。
だから今日はちゃんと顔をみよう!!
とか、意気込んでキヨの家に向かった。
…でもいざとなると、やっぱり恥ずかしくて顔が見れない…。
今までは友達という接し方だったのだからそれはそうだろう。と自分の中で思うけど…
やっぱり……
「………恥ずかし……」
声に出てしまった気持ちに気づかずに交差点を渡る。
キヨは何であんなにやさしいんだろう…。とか
なんであんなにかっこいいんだろう…。とか
どうして俺と付き合ってくれたんだろう…。とか
考えてる間にキヨの家に着いた。
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