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湊side
久我野先輩の運転する車に揺られながら、湊は妙な胸騒ぎを感じていた
なんでこんなに胸がざわつくんだ?
湊は1分1秒でも早く着けと願うことしかできなかった
「よし、着いたぞ」
病院に到着し、受付で病室の場所を教えってもらった
病室へと向かっている途中で偶然和田先生に会った
「和田先生お久しぶりです」
「湊君! 本当に久しぶりだね。もしかして病室に向かう
ところかな?」
「はい」
「そっか! じゃあちょうどよかったね
俺も今から行こうとしていたところなんだよ」
「そうだったんですか! 俺も病室までの道迷わないか不
安だったのでタイミングよかったです」
「えーっと、そちらの方々は?」
「あ、俺の大学の友人と先輩です」
「どうも」
2人は先生に頭を下げた
「初めまして! そっかそっか~湊君ももう大学生だった
ね!」
会ったときは高校生だったのになぁ
あっという間だね
なんておじさんか?ってツッコミをいれたくなるようなことをしみじみと言う和田に適当に相槌をうった
その後も雑談を交えながら一緒に病室へと向かった
まさかあんな事態が待っているとも知らず……
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