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「さてと!何にしようかな~」
食堂は思っていたよりも広かった
メニューも意外と多く驚いた
「俺は天ぷらうどんにしようかな~。湊君は何にする?」
「えーっと、オムライスで」
「オムライスね~! 注文してくるから先に席に座って待
ってて」
さっさか先生は厨房の方へ歩いて行った
「あ、お金……」
お金を渡していないことに気づいたが後で渡すことにし、とりあえず席に着いた
この時間だからなのか俺たち以外に人は誰もいなかった
侑舞が入院すると病院には来ていたが食堂の存在は知らなかった
キョロキョロと食堂の中を見ていたら和田先生が料理が乗ったお盆をもって席にきた
「お待たせ~」
暫く待っていると和田先生が料理をもってきてくれた
「ありがとうございます。あ、お金払います。いくらでし
たか?」
「いいよいいよ! 俺の奢り!」
「でも…………」
「大人には甘えていいんだよ! ね?」
「ありがとうございます。ごちそうさまです」
和田先生は本当に優しすぎるなと思いながらも、その優しさに今回は甘えさせてもらうことにした
あんまり断りすぎるのも失礼になってしまうしね
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