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その後、少し疲れたような表情を見せた侑舞に気づき、あまり無理させたくないからと、今日は解散することになった
「なんかすいません。せっかく来ていただいたのに……」
「いいんだよ。俺らが勝手に来ただけだから!!」
申し訳なさそうな侑舞にフォローを入れ、2人は帰っていった
「良い人たちだね」
2人がいなくなった後に、侑舞は湊にそう言った
「でしょ? というか、食事の件本当によかったの?」
「ん? まぁ悪い人ではなさそうだし、今回お世話になっ
たわけだから、食事くらいなら別に」
そこまで嫌そうな雰囲気はない
湊の友人だから嫌々受けたんだったら理由をつけて断るつもりだったが、そうじゃないならよかった
「そっか。侑舞は、あんまり外でご飯食べるのが好きじゃ
ないと思ってたからさー」
「たしかに好んでは行かないね。人の多いとこは避けたい
から」
人混みは疲れると嫌そうな顔をした侑舞に笑ってしまった
「やっぱ? まーでも楽しんできてよ! 碧海のことだから
美味しいとこ見つけてくれるはずだから!」
「一緒に食事行ったことあるの?」
「あるよ〜。あいつセンス良いから期待してな!」
「そうなんだ。楽しみだな」
少し無理をしたからか、また少し熱が上がってしまったので、まだ起きていると言う侑舞を宥め寝かせた
侑舞を寝かせてから、見舞いに来てくれた碧海と久我野にLINEでお礼のメッセージを送っておいた
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