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湊side
湊は自分の話を終えると、ひたすら侑舞に対して謝罪の言葉を並べた
本当のことを話せば話すほど、自分がしてきたことが最低すぎて、侑舞と目も合わせられなかった
ひとしきり謝ってから、ふと侑舞の顔を見た
その顔に浮かんでいたのは困惑だった
謝り続ける俺に、何と声を掛けたらいいか分からなくなったのだろう
やってしまった……
これじゃ結局俺の自己満じゃないか
侑舞の様子を見て、湊はこの話を終わらせることにした
これ以上続けるべきではないと判断したのだ
病み上がりの侑舞に、これ以上負担をかけてはいけない
それに自分も話を続けたとしても、切り替えができるとは思えなかった
同じことを繰り返すくらいなら、別の機会にまた話し合えばいい
できるだけ明るく、そしていつも通りの笑顔を浮かべて話し合いの終わりを告げた
その後、話し合いをするために中断した荷物の片付けを再開した
初めは侑舞も何か言いたげな表情をしていたり、声をかけてきた
でも俺がもう話をする気がないといった雰囲気をだすと、それ以上言ってくることはなく、侑舞も片づけを始めた
片づけが終わって、食事をどうするかもう一度聞いた
俺に負担がかかるからだろうが、侑舞は外食にすると言った
だが、病み上がりにはやっぱりキツイだろうと思い俺が自分から作ると言い、それで話がまとまった
とりあえず順番にお風呂に入ってからご飯を食べた
食事を終えて片づけをしようと立ち上がると、片づけは俺がするという侑舞に、病み上がりなんだからと言い、時刻は21時を少し過ぎたくらいでまだ早いが、侑舞には自分の部屋に行かせた。
1人になった湊は、1人悶々とこれから侑舞とどう接していくかを考えていた
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