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話し合いの最中に合うことがなかった目は、話し合いを終え片づけをしているときも、食事をしている時も合うことがなかった
もちろん会話を交わす時もだ
気まずい空気のせいかご飯の味なんて全く覚えていない
食事を終えて片付けをしようと立ち上がった兄に、自分がやると言ったが、病み上がりなんだからと部屋に行くように言われてしまった
そう言われて部屋に行かないわけにもいかず、とりあえず部屋に行き明日から学校にまた通うので、学校の準備をしたりして時間を潰した
何をしていても頭に浮かぶのは兄さんが俺に泣きながら謝る姿
脳に焼き付いて消えない
そうさせた自分に腹が立って仕方ない
どうして気づいてあげられなかったんだ
自分のことばっかで周りが見えてないにも程がある
気づいたらもう23時近くになっており、明日からのことを考え早く休むことにした
布団に入ったはいいが、胸の中にある不安やモヤモヤが邪魔をしてなかなか眠れなかった
俺がすぐにフォローを入れればよかったのに
泣きながら謝る兄に何も声を掛けられなかったことが悔しかった
それらの思いを振り払うように布団を顔まで被って、寝ることだけに意識を集中させた
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