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インターホンが鳴ると兄さんが玄関へと駆けて行った
俺は荷物をまとめると、玄関の方に行こうと思いリビングを出ようとした
だが、玄関の方からだんだん声が近づいてきたので玄関へと向かおうとした足を止めた
少ししたら騒がしい声と共にリビングの扉が開かれた
多賀さんと久我野さんは俺を見ると、おはようと声をかけてきてくれた
それにおはようございますと返し、久我野先輩にはパウンドケーキのお礼もついでに伝えた
しばらく話でもするのかなと思ったら、久我野先輩が予約の時間に間に合わなくなるからもう行こうと言ってきたので家を出ることに
玄関に向かおうとしたら兄さんたちと喋っていた多賀さんがこちらに近づいてきた
なんだ? と思っていると、俺にだけ聞こえるように耳元で「その服とっても似合ってる」と言ってきた
その言葉に侑舞は思わず赤面した
そんな侑舞に追い打ちをかけるかのように、
「俺は今日侑舞くんは自分で選んだ方の服を着ると思って
たから俺が選んだのを着てもらえて嬉しいよ」
と言ってきたので侑舞はますます顔を赤くした
ただただ顔を赤くして下を向くことしかできない侑舞を碧海はクスクスと笑いながら見ていた
そんな2人の様子を見ていた湊と久我野がこいつらこれで付き合ってないとか嘘だろ? と思ったのは言うまでもない
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