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頑張れよって。
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_坂田 side_
辛い思いをしてるまふまふを
一方的な恋をしているまふまふを
優しく抱きしめてやった。
まふまふの話を聞いて
” 恋 ” って素敵だな、って思った。
同じくらい ” 孤独 ” だな、って思った。
俺にも、好きな人はいる。でも、相手の恋愛対象は、完全に女限定だ。まぁ、それが普通なんだけどな。
俺だって知ってる。無理って事。
でも…それでも..諦められないくらい
相手が ” 好き ” って知ってる。
知ってても、簡単に諦められないよな。
俺だって、相手が昔、どんだけ女を振り回して炎上したかを知ってる。ショックだった。でも、やっぱり好きだった。離れたくない、一緒に居たいって思ったんだ。
いつか、自分も同じ思いをする時がくる。
ーーその時まで
ーまだ、楽しんでたいんだ。
坂田「まふまふ、もう……大丈夫?」
泣きやんだまふまふにそっと優しく話しかける。
そうでもしないと、壊れてしまいそうだから。
1人で全部背負ってしまいそうだから。
坂田「まふまふ……俺な、まふまふの気持ち、すっごくわかるよ。……俺もいつか同じ思いする時が来るんだろうなぁ………でもな、まふまふ。まだ、終わってないぞ………」
今思ってる俺の気持ち、全部伝えよう。
坂田「いや、まだ始まってない……からな、まだ諦めなくてもいいと思う。」
俺だって落ち込むよ。でも、まふまふなら、暖かい言葉かけてくれるって、俺、知ってるから。
坂田「まだ..諦めんなよ……」
まふ「なんっ……で、さかたんも…泣いてる…の?」
涙が自分の頬を伝ってくのがわかった。
坂田「ははっ、なんでだろー!」
坂田「だからな…まふまふ。俺も、頑張るから……お前も頑張れよ……」
なぜだろう。涙が止まらない。自分のことじゃないのに。
まふ「っ…うんっ…‼︎」
坂田「いざとなれば当たって砕けろだ!やるぞぉー!」
その日、泣きながら、笑ってた俺がいたとか。
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