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優しくしないで。
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_まふまふ side_
ふと目を覚ました。
目の前には見慣れない天井。
横を見れば、見慣れている顔。
僕の頬には、優しい手。
思い出した。
坂田「…ん..あ、まふまふ起きてた?」
まふ「うん……さかたん、ありがとう。」
昨日出し切ったのかわからないけど、もう一滴も涙が出てきそうない。
すっきりした感じ。
まふ「僕ね。告白しようと思うの。」
さかたんは、一瞬驚いたような顔をして、すぐにニコッて笑った。
坂田「……頑張れよ」
当たって砕けろ……か。
坂田「まふまふって、……なんやかんや強いよな」
まふ「え?」
坂田「なんでもない」
なんだったんだろ。とは、僕は思わず、
なんて告白しよう、と僕は考えた。
坂田「あ、そういえばこれからUSSSの話し合いがあるんだった!ごめん、まふまふ!」
僕は、ありがとう、と伝えさかたんの家を出た。
そら「お、まふじゃん。よっ…」
今、あいたくてあいたくない人。
素直に喜べない。
まふ「…そらるさん。こんにちは」
目が合わせられない。
そら「なんか……顔色悪くない?昨日泣いてたの?」
図星を突かれ、赤面する。
そういうとこ、好きなんだよ。
妙に鋭いところ。
そら「えっ図星?……」
はい、その通りでございます。
まふ「大丈夫です。では」
逃げるようにマンションの自分の部屋に向かう。
そら「…待てよ」
ガシッと腕を掴まれる。
振り向いて目を合わせると、真剣な目で、僕を見つめていた。
そら「……話せよ」
逃げようとしても、そらるさんの力には敵わなくて、身動きがとれない。
ーーなんで、優しくするんですか?
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