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悪くない居心地.
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そらるside
朝目がさめると、ほのかに香る何処か食欲をそそぐ匂いがした。
寝ぼけてる目を擦りながら台所へ行くと、まふまふが料理をしていた。
まふ「あっ!そらるさんおはようございます!!」
こちらに気づいたようで声を掛けてくる。
いつも通りのまふまふだ。
もしや、昨日のことは夢なのでは…と勘違いしてしまいそうだった。
夢なわけ無いよな…
まふ「あっ、今飲み物お出ししますね!!座っててください!」
言われるがままに席に座り、ぼーっとする。
目の前にお茶が差し出された。
そら「ありがと」
一言いって、受け取る。
何故か今日はやる気がでない。何にしてもだ。
まふまふが料理の続きに戻り、またいい匂いがする。
何を作ってるのか目線を寄せる。
コンソメスープ?かな。それと、ウィンナーに、卵焼き、あと、トースターで食パンを焼いてる。
キャベツも出されてる。どれも凄く美味しそうだ。
そら「美味しそう」
ぼそっと言ったつもりが、まふまふの耳に入っていて、とても笑顔で味付けをしていた。
あんな嬉しそうな顔、久しぶりに見たな。
そんな事を考えていると、目の前に食事が用意された。
そら「なんか手伝うよ?」
まふ「いえいえ!!僕がしたいだけです!!」
即答だった。俺ってそんな危なっかしいかな。
食事の用意が整ったようで、まふまふも席についた。
俺の前。
まふ「では!、えーと・・い、いただきます!」
まふまふが食べ始めたのでつられて俺も
そら「いただきます・・」
食事を口に運んだ。
人と食べるの久しぶりだな。
・・まぁ、別にこの関係・・悪くはないかな。
少し納得してしまった。
卵やきを口に運び、あつあつでいい匂いがする卵焼きをかじると
そら「っつ?!??!」
甘さが口に入った。
そら「あっま・・」
のどに通すのがやっとだ・・。
まふ「甘いですか?!?塩入れたんですけど・・・」
と言って、まふまふも卵焼きを口に運ぶ。
まふ「っつ?!??!」
同じ反応だ。
まふ「あま!!!!」
そら「ぷ」
そら「ははww自分でwwww作ったのにww」
つい笑いを抑えられず、声に出してしまった。
まふ「な、なに笑ってるんですか!!」
そら「だってwwwだってぇww」
まふ「も、もう!!!知らない!!」
その後、許してもらうために謝り続けた俺がいた。
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