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二時限目
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二時限目も教室だ。
今度はアンパンマンは教科書を持っている。
運良く、外からではローターがついてることはわからない。
20分ほどたったのか。まだローターは振動し続けている。ずっと同じところを攻められて余計に敏感になってしまい、手で口を抑えていても喘ぎ声が抑えられなくなってきた。
「んっ…ふぅっ」
徐々に息づかいが荒くなってきた。
俺様の様子を見ていたアンパンマンがこそっと話しかけてくる。
「バレちゃうよ?もっと声抑えて。」
わかってる、と言いたいが、そんな余裕はなく、必死で我慢する。
すると急に振動が強くなった。
「ひぁっ⁈」
最小限に抑えたが、少しだけ声が出てしまった。
「んんぅっ…んっ…」
声を出さないようにと、必死で我慢する。
「なんですか、この音は。」
黒板の方を向いていた先生がこっちを向く。
これだけ強ければバイブの音も大きくなるだろう。
授業が始まって30分は経ったかな。1であんなに感じるなんて予想外だった。
バイキンマンは俯いて必死に堪えている。みんなはまだ気づいてないけど、可愛いなぁ。可愛いバイキンマンをみるとますますいじめたくなる。
手元にある、ローターを3にした。
隣の机からガタッと音がする。息づかいも荒い。
急に先生がこっちを向いた。これだけ振動していれば気づくよな。
ちらっとバイキンマンを見ると耳まで真っ赤にして小さな声で喘いでいる。
僕たちを庇おうとしたのか、カレーパンマンが挙手をして話す。カレーパンマンは僕の右斜め前だ。
「すみませーん。俺のケータイでした。」
「カレーパンマン君でしたか。気をつけてくださいね。」
カレーパンマンは後ろを振り返ると、小声で話しだした。
「アンパンマン、授業中は大概にしろよ。」
「わかったよ。」
と口パクで返す。
僕のウラの顔はカレーパンマン、しょくぱんまんしか知らない。バイキンマンもこれから知ることになるだろうな。
助かった。
急に振動が強くなったからか、俺様の声が少しずつ大きくなってしまう。
たまたまカレーパンマンのケータイが鳴って先生からは逃れることができたが、まだローターは強く振動している。
もう限界かもしれない。
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