アダルトコンテンツが含まれます。
18歳以上ですか?
- 文字サイズ:
- 行間:
- 背景色:
-
シャツ
-
「うまい!」
カレーパンマンは、嬉しそうに目を輝かせながら私を見る。
「そう言っていただけると嬉しいです」
彼の好物ばかりを作った。こういうときには、普段から料理をしていて良かったと思う。
媚薬を盛られても、微塵も疑わずに私の手料理を食べるカレーパンマンは凄いと思う。
「ご馳走様でした!」
カレーパンマンは立ち上がると、片付け始める。
「大丈夫ですよ。任せてください。着替えは用意してあります。先にお風呂に入ってください」
「いや、でも…」
「もうこんな時間です。私と入りたいんですか?」
「……っ、先に入る!」
カレーパンマンは、足早にバスルームへと向かった。
「出たぞ」
カレーパンマンの声が聞こえた。読んでいた本を机に置く。本を読んでいると、時間が過ぎるのが早く感じる。
「はい、私も入りますね」
振り返ると、後ろにはカレーパンマンがいた。
「…」
「な、なんだよ」
「ふふ、似合ってますよ」
彼にぴったりの服がなく、自分のシャツとズボンを用意した。私自身シャツで寝るが、こんなに似合うとは思わなかった。
「やめろよ…ほら!さっさと入ってこい!」
「戻りましたよ〜」
お風呂からでると、カレーパンマンはテレビを付けたまま寝てしまっていた。
「ソファで寝ると風邪引きますよ!」
肩を揺らすが、少し顔を顰めるくらいで起きない。
「しょうがないですね…」
彼の背中と膝を抱え、持ちあげる。いわゆるお姫様抱っこだ。
完全に安心しきっているのか、起きる気配はなく、頭を私の胸に預けている。
自分の寝室に連れて行くと、ベッドに降ろした。
無防備に寝ている彼の額にキスをして、部屋から出ていった。
【れお】
なんか甘酸っぱくなってますね?!
すみません
現在の設定
文字サイズ
行間
背景色
×
14 / 23