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困った顔の理由
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バイキンマンが、あんな可愛いこと言うとは思ってもいなかったから、早く家に帰ってイチャつきたい。
ドストレートだが、それ以外考えらないほど頭の中はバイキンマンのことでいっぱいだった。
リビングに入ると、すぐにでも襲ってしまいそうだった。
それでも自分を抑えるので必死だった。
バイキンマンに近づくと、徐々に、彼を壊してしまうのではないか、どうやって彼に触れれば良いのか、という思いがこみ上げてきた。
自分を抑えられなくて愛しい彼に嫌われたら、去って行ったらどうしよう。
そう思うと、目の前にいる好きな人に触れることさえ出来なかった。
それなのに、向こうからキスなんて。
もうどうにでもなれ。
長い長いキスに終止符を打つと、息があがるバイキンマンを見ながら喋り出す。
「まさか、君から仕掛けてくれるとはね」
彼は、やってしまったという顔をしている。
「これから僕は君をめちゃくちゃにする、
いいよね? 返事は、はい or yes だよ」
バイキンマンは小さく首を横に振っている。
僕は彼の首に甘噛みをした。
もう後戻りは出来ない。
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