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甘える日
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「前言撤回。君を逃したりはしないよ」
バイキンマンは驚いて口を開いたまま硬直している。
「本当に、嬉しかったよ。…ありがとう」
きっといつもの余裕のある笑顔なんて作れてないんだろうな、なんて思いながらへにゃっと笑った。
彼の頬がじわっと赤くなる。
「ねえバイキンマン」
ほんの少しだけ彼に近づいて話しかける。
「今日は休日だからさ、家で2人きりで過ごしたいんだ」
「それならいつm」
「違うんだ。今日は、無理矢理させるようなことはしないし、君の嫌がることはしない」
「素直に君に接するよ。さっき君が僕に言ってくれたように」
「わ、わかった…のだ」
「じゃあ決まりだね」
にこっと微笑んだ瞬間、寝室にお腹の音が響き渡る。
「…っ…ごめんなのだっ…」
「ふふ、まずは朝ご飯にしようか」
2人でリビングへと移動する。
「先に着替えておいで、僕は朝食作るから」
「行ってくるのだ」
「「ごちそうさまでした!」」
朝食を食べ終わると、バイキンマンはソファに座ってテレビを観だした。
僕は着替えてバイキンマンに近づいた。
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