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30(隼人side)
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[隼人サイド]
雨が男で
俺の中の大好きな女の子の友達は
大親友の男の子になった。
そんな小学一年生の入学式の出来事を終え
そんなショッキングなことがあったが、
その後も普通に
それどころか雨とはそれまでより仲良くなれた。
雨[隼ちゃん]
隼人[ん?]
雨[今日遊べる?遊べるんならこないだの続きしたいなって]
隼人[ん?あー、あのゲーム?いーよ今日やろう]
雨[あと2、3分で授業終わるからこれ終わったら何時にするか話そ]
隼人[おう。]
当時の俺はこの授業中コソッと話す時間が大好きだった
この時俺達は小学三年生になっていた。
今の俺たちからしたら、小一も小三もさほど変わらないけれどその時の俺は1年のころより大分大人になった気でいた。
日直[きりーつれーい、]
このアイズと共に教室を飛び出し
階段を駆け下り
家を目指す。
雨[ちょっとー!隼ちゃん!]
隼人[いつもの時間で!]
それだけ叫ぶと俺は走って家に帰った。
その頃の俺は雨と遊ぶことが楽しみで仕方がなかったのだ。
家に着いたらお菓子と
水筒と
ゲーム機をカバンに詰め込み
自宅からすぐそこにある雨の家に走っていった。
ピーンポーン
隼人[早すぎたかな、、、]
ガチャ
雨[ハァハァ、、、早すぎるでしょ!俺もまだ着いたとこなのに]
隼人[わるいわるい笑早く早く、あれの続きからやろ]
雨[はいはい。]
俺達は毎日雨の家に集まってはその当時はやっていたゲームを二人でやっていた。
お絵描きからゲームに持ち替えただけでほんとに何も昔と
変わっていなかった
でとその頃もうひとつ変わったことがある
雨[あー!ここ難しい、、、]
隼人[あーここはこーやって]
そうして雨の後ろから抱きつく形で、雨の上からコントローラーを持った
隼人[んで、こー。、、、って雨聞いてる?]
雨[うぇっ、、、うん]
隼人[大丈夫?顔、すげー赤いけど]
雨[えっ、、、隼人も赤いよ]
隼人[あっ?、、、部屋の気温高いのかな]
これこれ。これがこのころ変わったもうひとつのことだ。
スっと体を寄せると
お互い赤くなっちゃうとこ。
昔みたいな自然な振る舞いが
だんだん出来なくなって行った
なんでかは解らなかったけれど
ちょっと心臓がうるさくて
ちょっとなんか嬉しくなって
そーゆーことが
その頃よくあったのだ。
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